またしてもモーリタニアで誘拐。
- 四日一善
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2年前、モーリタニアでフランス人旅行者が4名殺害されたことをうけて、
我らがパリ・ダカールが中止になったことはこのブログにも書いたと思います。
あの年は、ダカールラリー観戦のない、砂漠旅行を楽しみました。
そして、先月11月29日午後、再びモーリタニアで誘拐事件が起きました。
報道によると、北西部ダフレト州のヌアディブから首都ヌアクショットに向かう道路上で車列が武装グループに襲撃され、最後尾車両に乗っていたスペイン人NGO関係者3人が誘拐されたとのこと。
彼らはモロッコからセネガルまで、支援物資の機械などを運んでいる途中でした。
犯人からの犯行声明などは出ておらず、誘拐の目的などは明らかになっていないのですが、
つい先日も海賊によるスペイン人拉致事件があった時に、スペインは大金を支払っているので、
それをお手本にしているのではないか、とも言われています。
「今後も同じような誘拐事件が続くと困るので、身代金は払えません」
なんて絶対言えないとは思うけど、それを言わなかったことで批判されるんだから、政治家も大変です。
私が誘拐された人の家族なら、何としてでも救い出してくれって思うもの。やっぱり。
しかし、旅行に行っても殺されちゃうわ、支援物資をお届けしても誘拐されちゃうわ、っていうのを見ると、
本当に貧しくて、国のシステムにきちっと入ってない人が多い国なんだろうなあ、と思います。
この前のソマリアの海賊でつかまった人をみてもそうなんだけど、
汚いTシャツに半ズボン、ガリガリの身体は、“悪者”というよりはまさに“難民”。
お給料は“マリファナちょこっと”とかで、テロリスタの仲間になり実行部隊として働かされて、つかまるのも結局彼ら。
もう本当に貧しくて、もちろん学校とかスーパーもなくて、年中テロリスタに意味もなく襲撃されるような村に産まれたら、どうやって生きていっていいかなんてわかんないですよね。
どっちに転んでも、なにをやってもいいから
“生き延びること”
が人生のメイン目標になってしまう。
誘拐された方はもちろん可哀想だけど、誘拐した方も可哀想に思える国がすぐそこに存在しているんだと思うと、なんともいたたまれないです。
私自身が国際政治を勉強して、政治家になって解決する、ってところまでは全然いかないんだけど。
でも、“なんとかしたい”って思っている人はきっと沢山いるはずなのに、どうしてなんともならないんだろう。
世界は広い。
りえ天
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